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本榧碁盤・将棋盤の魅力

碁盤・将棋盤の最高峰として愛され続ける本榧

碁盤・将棋盤の最高峰

様々な素材の碁盤・将棋盤がありますが、誰もが一度は手にしたい逸品といえば、やはり本榧。打ち味・打音・美しい木目・色ツヤ・特有の香気など、すべてにおいて本榧に勝るものはなく、碁盤・将棋盤の最高峰として古くから愛好家に賞用されてきました。

プロの対局はすべて本榧

本榧盤は、ほどよい弾力性により長時間打っても疲れにくく、音の響きも最高で、日本国内の各種タイトル戦をはじめとするプロの対局すべてに本榧盤が使用されています。また、油分を多く含み長年使用してもツヤを失わず、使い込むほどに深まる渋い飴色の色ツヤは、言葉では言い表せないほどの味わい深さがあります。

世界に広がる本榧

最近では日本国内の方はもとより、中国・韓国のほか、囲碁ブームのシンガポール・タイなどの東南アジア、ヨーロッパ各国の方からもご注文をいただくなど、本榧の魅力は世界中に広がっています。

本榧盤の特徴

弾力のある打ち味(指し味)

ほどよい弾力から生まれる最高の打ち味(指し味)で、長時間対局しても疲れにくいです。また、碁石や駒の響きも高く冴えています。

淡黄色の色ツヤ

品のある淡黄色の色ツヤは、使い込むほどに渋い飴色の光沢を放ち、重厚な風格を増していきます。油分を多く含むため色ツヤがよく、長年使用してもツヤを失いません。

きめ細かく美しい木目

榧は直径1.1mほどの成木となるのに300年と極めて成長が遅いため、きめ細かく美しい木目があらわれます。

極めて優れた耐久性

「槇万年、榧限り無し」と榧材の寿命を表した言葉があるように、極めて耐久性に優れます。また、榧の持つ復元力により打ちキズや割れを元に戻そうとする性質があります。

上品な特有の香気

榧特有の上品な香りが穏やかに漂います。しだいに香気は薄れていきますが、数十年経っても削り直しをするたびに香気がよみがえります。

将来の価値

近年、市場で榧の原木を見かけることはほとんどありません。立派な碁盤が製作できるほどの大きさになるには300年以上かかるため、ますます榧材の入手は困難になっています。

本榧碁盤

榧はますます希少な存在に

榧の木

国産榧の産地は、本州・四国・九州(屋久島まで)に分布し、主に暖帯林中に散生します。その中でも宮崎県の「日向榧」と高知県の「大正榧」で作られる盤が最高のものとされ、数多くの碁盤・将棋盤の名品を産み出しています。

外国産榧の産地は中国雲南省西北部地区にある高度2000〜3400メートルの奥山で自生しています。雨量が激しく、日光が強く、寒暖の差が激しいなどの恵まれた自然状況のもとで生育し、日本に似た地帯であるため、日本産の榧に酷似した良質のものを産出しています。
 
しかし、良い碁盤を製造するためには最低300年以上の樹齢の榧が必要で、国内の榧は絶滅に近い状態にあり、そんな榧はなかなかでてきません。また、中国産榧も90年代後半ごろから中国国内での榧の価値が高まるとともに、保護のため伐採が厳しく禁じられ、榧はますます希少な木となっています。

私たちはそんな状況にある榧を後世に残すために、20年ほど前から榧の森づくりに取り組み、15万本以上の榧を植え、育て続けています。

国産本榧と中国産本榧

本榧将棋盤

国産本榧は産地により色合いに違いがあり、全国的にはやや黄色味を帯びた白っぽいものが多く見られます。本榧の中でも最高級とされる日向榧は、赤みを帯びた色合いにアテと呼ばれる油分を多く含み、細かく美しい木目が現れています。しかし、近年では国産本榧は柾目がとれるほど大きな材料は非常に少なくなり、大変高額となっています。

中国雲南省産本榧も日向榧と同じような特徴を持ち、見分けがつきにくいほど非常によく似た見た目です。打ち味も日向榧のように適度な弾力のあるすばらしい打ち味で、プロの対局でも使用されています。中国産本榧の材料も少なくなってきていますが、今はまだ国産本榧に比べ柾目のきれいな盤が多く、価格も控えめです。

本榧へのこだわり

碁盤師

当店は榧をこよなく愛する本榧専門の碁盤・将棋盤店です。日本最大級の本榧材所有数を誇り、品質と価格に自信があります。

当店の本榧碁盤・将棋盤の榧材はすべて、独自の技術で磨かれた割れ止め処理を施し、10〜15年以上自然乾燥しています。そして、木取りや木目、色合いなどを吟味し、宮崎県伝統工芸士をはじめとする碁盤師の方々に製作をお願いしております。